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脚本・演出

関大輔(EgofiLter)

 

キャスト

年代果林(EgofiLter)

苺田みるく先生(らぶ・まん)

井上憲人

井ノ上なお輝

片腹年彦(guizillen)

小林充(劇団ひまわり)

澤﨑妙

豊田記央

平川瑞穂(劇団うるとら2B団)

表情豊(HYP39Div.)

本田真唯

安田侃司

吉成豊

 

あらすじ

 

―ポンティアナックはプルメリアの花の香りと共に現れて、腐臭と共に去ってゆく―

 

カリマンタンの西の端。

オランダ人達が“ボルネオ”と名付けたこの島の西端に、彼らが暮らす街がある。

街の名はポンティアナック。

現地の言葉で「子供を身篭ったまま死んでしまった女の幽霊」という意味で、

島の初めてのスルタン(王様)がこの地でその幽霊を目撃したことに由来するそうだ。

 

この街の片隅には太平旅社という建物がある。

遠い昔に日本から連れてこられた「からゆきさん」という老婆が営む娼館だが

今はその体を失い、華僑の女達が同胞に酒を出す店になっている。

日本人がこの街からいなくなったからだ。

 

窓から見える海の、水平線の遥か彼方にあるであろう

廈門(アモイ)の港に思いを馳せる華僑の女達と、

同じ景色を見ながら遠き日本への望郷を募らせる老婆。

南方の海で一攫千金を目論む日本人の青年・井関と、その相棒の華僑の男・林。

 

「上陸許可料100ギルダー」

破格の上陸許可料を設定し、400年に渡りこの地を植民地支配するオランダによって

極秘とされた南アジア最後の金脈「ボルネオ島」の激動に翻弄される流浪の民達。

 

ジヨヨボヨの予言。

 

1935年 宴の渦中

1941年 オランダの支配の終わりと入れ替わるように舞い降りた絶望の始まり

1944年 ポンティアナック事件

そして

1945年 全てが終わる

 

EgofiLter第10回本公演 からゆきさん

 

公演期間

2018年12月21日(金)~25日(火)

21(金)19:00

22(土)14:00/19:00

23(日)13:00/18:00

24(月祝)13:00/18:00

25(火)14:00

全8ステージ

 

上演時間約135分

     

チケット料金

早割(11月30日までのご予約)

2700円

前売

3000円

当日

3300円

リピーター割(半券をお持ちの方)

1500円

 

ご予約

 

会場

下北沢OFF・OFFシアター

〒155-0031

東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル 3F

京王井の頭線・小田急線 下北沢駅南口より徒歩5分

※2018年3月25日に下北沢駅南口は閉鎖となりました。ご注意下さい。

 

スタッフ

舞台監督:佐藤秀憲(ステージメイツ)

音響:久郷清

照明:佐瀬三恵子

当日運営:潮田塁

 

宣伝美術:安田幸一郎